Akiko YAMADA

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山田 亜希子

Mag. Akiko YAMADA

 

千葉市に生まれる。6歳でピアノを始め、桐朋学園大学附属子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部にて、幼少から大学までの一貫教育を受ける。1997年ドイツ・ドレスデンへ招かれソロリサイタルを行ったことをきっかけに渡欧し、2000年ドイツ・ベルリン国立芸術大学ピアノ科卒業。またオーストリア・ウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科も満場一致の最優秀にて卒業し、2003年同大学より芸術修士号を授与される。


2011年4月から6月まで、ウィーン屈指の劇場フォルクス・テアターがスタインウェイ・オーストリ アとのコラボレーションで制作した「33ヴァリエーションズ」全23公演にピアニストとして出演。ジェーン・フォンダ主演によるブロードウェイ・ヒット作のオーストリア初演となるプロダクションにおいて、ベートーヴェン作曲<ディアベリ変奏曲>を演奏した。オーストリア新聞各紙とも絶賛、一流紙プレッセは「共感できる演奏、聴衆が大歓声を贈るお気に入りのピアニスト」と高く評価した。続く2011年10月3日、音楽の殿堂ウィーン楽友協会ブラームスザールにてリサイタルを開催、大成功を収める。2012年夏には国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(芸術監督ファビオ・ルイジ)に招聘され、ソロリサイタル及び教授陣との室内楽演奏会を行ない、さらに東京サントリーホールでのオーケストラ演奏会、PMF初の海外ツアーとなった中国北京・瀋陽公演に出演した。


 

そのほかオーストリアを中心にヨーロッパ各国でリサイタルを開き、スイスではM.ラヴェルのピアノ協奏曲ト調をムジークコレギウム・ヴィンタートゥール・オーケスト ラと共演、地元有力紙から称讃を得る。室内楽をはじめ、テレビやラジオ(ORF,Arte)の番組出演、2012年1月から日本全国で公開されるウィーナー・コンツェルトハウスの舞台裏を実録した音楽ドキュメンタリー映画「ピアノマニア(2009)」の撮影に協力、多角的な演奏活動を展開している。

 

第3回やちよ音楽祭最優秀賞、Dr.ディヒラー音楽コンクール第1位のほか、ロンブロ=ステパノウ・ピアノコンクールやソフィア・ベーゼンドルファー国際ピアノコンクールで入賞を果たす。

 

演奏活動の傍ら、音楽評論家として日本の音楽雑誌に執筆する。2005年8月より「音楽現代」(芸術現代社)のオーストリア通信を担当、「音楽の友」(音楽之友社)2010年1月号よりスタートした「ウィーンの街に楽師を訪ねて」は人気連載のひとつである。そのほかアルバン・ベルク四重奏団やウィーン・リング・アンサンブルの演奏会プログラム、サントリーホール会員誌、2012年2月にソニーミュージックから発売される「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤー・コンサート2012」DVD/ブルーレイのライナーノーツなど、多くの記事を手がける。またamélieというネームで写真家としても活躍している。

 

 


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